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IoTデータベース「Apache IoTDB」にサービス拒否のおそれ

クラウドやエッジ環境で利用できるIoTデータベース「Apache IoTDB」にサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。

「Java 8」の環境において信頼できないパターンの正規表現によるクエリにより、サービス拒否が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2022-43766」が明らかとなったもの。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」において、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.5」、重要度は「高(High)」とレーティングされている。

開発チームでは、脆弱性を修正した「同0.13.3」をリリースしており、同バージョンへ更新するか、最新の「Java」環境で利用するよう求めている。

(Security NEXT - 2022/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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