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医療機関で結核接触者健診の受診票が所在不明に - 東京都

東京都は、結核接触者健診を委託している医療機関において、一部接触者健診受診票の所在がわからなくなっていることを明らかにした。

都によれば、保健所より9月30日に医療機関へ送付した63人分の受診票が所在不明となっているもの。受診票には氏名、性別、生年月日、検査の依頼内容などが記載されている。

同日15時過ぎに到着していることが郵便追跡サービスにより確認されており、翌10月1日以降に同医療機関の職員が開封。同月3日にも受診票が確認されているが、同月6日になって紛失していることが判明した。

同月6日、7日に接触者健診を予定どおり実施後、医療機関から保健所へ受診票の再発行依頼があり、保健所にて問題を把握。都職員が医療機関を訪問して紛失を確認した。

都では接触者が発生した高齢者施設に説明と謝罪を行うとともに、対象者に対して個別に書面で謝罪している。

(Security NEXT - 2022/10/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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