Forcepoint DLPにXXE脆弱性 - 複数製品に影響
複数のForcepoint製品が影響を受ける深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「Forcepoint Data Loss Prevention(DLP)」のXMLパーサーに「XML外部実体参照(XXE)」の脆弱性「CVE-2022-1700」が明らかとなったもの。
「Forcepoint One Endpoint」をはじめ、「Forcepoint Web Security Content Gateway」、同機能を有効化した「Forcepoint Email Security」など複数の製品が影響を受ける。
同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「7.5」、重要度を「高(High)」とした。一方、米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」ではCVSS基本値を「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価している。
同社は5月以降、脆弱性を修正した「Forcepoint DLP 8.8.2」をはじめ、 「Forcepoint One Endpoint 8.8.2」「Forcepoint Web Security Content Gateway 8.5.5」「Forcepoint Email Security 8.5.5」を順次リリースしている。
あわせてホットフィクスや緩和策を提供。また「Forcepoint Cloud Security Gateway」についても影響を受けたが、6月20日に修正済みだという。
(Security NEXT - 2022/09/27 )
ツイート
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性