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ランサム被害、リモート接続の脆弱性が侵入口に - ニチリン

攻撃に使用されたランサムウェアを分析したところ、サーバより自動的にデータを流出させる機能などは含まれていなかったと説明。内部のデータが流出した痕跡などは見つかっていないとしている。

またランサムウェアの被害が発生した同時期にウェブサイトが一時閲覧できなくなる障害が発生したが、大量のアクセスが原因であることがわかった。

ウェブサイトに対するDoS攻撃は、ランサムウェアによる脅迫文が送付されたタイミングとも重なり、これら攻撃が関連している可能性もある。

同社はデータが外部に持ち出された可能性も想定し、影響を分析した上で対象となる顧客に対して報告を実施。通信制限や監視、脆弱性の診断など進めてきたが、引き続き不正アクセス対策や監視の強化など対策を進めていくとしている。

(Security NEXT - 2022/09/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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