Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Firefox 104」が公開に - 脆弱性6件に対処

Mozilla Foundationは、ブラウザのアップデート「Firefox 104」をリリースし、複数の脆弱性を解消した。拡張サポート版のアップデートも実施している。

「Firefox 104」では、機能強化やバグの修正のほか、CVEベースで6件の脆弱性を修正。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

重要度が次に高い「高(High)」とされる脆弱性は4件。メモリに関する脆弱性や、「XSLT」の処理に関する脆弱性を解消した。のこる2件については重要度がもっとも低い「低(Low)」とレーティングされている。

また「同104」の公開とあわせて、延長サポート版「Firefox ESR 91.13」「同102.2」をリリースし、利用者へアップデートを呼びかけている。

「同104」にて修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2022-38472
CVE-2022-38473
CVE-2022-38474
CVE-2022-38475
CVE-2022-38477
CVE-2022-38478

(Security NEXT - 2022/08/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム感染でネットワーク遮断、授業は継続 - 宮学女大
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
先週注目された記事(2025年5月11日〜2025年5月17日)
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
メール誤送信で音楽教室会員のメアド流出 - 河合楽器