Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

競技団体宛メールを第三者に誤送信、入力ミスで - 東京都

東京都において外部団体へメールで事務連絡を行う際、職員が自身の私用メールアドレスへ同報しようとしたところ、誤って第三者に送信するミスが発生した。

8月8日15時ごろ、生活文化スポーツ局より競技団体に対して設備点検の日程調整に関するメールを送信する際、関係ない第三者へ誤送信するミスが発生したもの。

担当職員が利用する私用のフリーメールアドレスへBCCにより同報しようとしたところ、メールアドレスの入力を誤り、関係ない第三者に誤送信した。

競技団体などのメールアドレス9件を宛先やCCに入力していたため、第三者にこれらメールアドレスが流出。送信から約1時間後に職員がミスに気がついた。

同日、誤送信先にメールを削除するよう連絡したが、8月22日の時点で返事はないという。また関連する競技団体に対して謝罪した。

都によると、今回送信したメールは事務連絡のメールで機密情報は含まれておらず、私用のメールアドレスに同報することそのものはセキュリティポリシーに反する行為ではないという。

今後は、メールアドレスを誤らないよう手入力を行う際にダブルチェックを徹底し、再発を防止したいとしている。

(Security NEXT - 2022/08/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加