Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数のAdobe製品に脆弱性 - アップデートがリリース

Adobeは、パッチチューズデーにあわせて複数製品のセキュリティアップデートをリリースした。いずれも深刻な脆弱性に対処している。

「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」をはじめ、「Adobe Illustrator」「Adobe FrameMaker」「Adobe Premiere Elements」「Adobe Commerce」向けにセキュリティアップデートをリリースしたもの。

製品によって影響を受ける脆弱性は異なるが、いずれも重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性の修正が含まれる。

適用優先度を見ると、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」については、3段階中2番目にあたる「2」とレーティングしており、30日以内を目安にアップデートするよう求めている。他製品に関しては「3」としており、任意のタイミングで更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

API管理ツール「WSO2 API Manager」の旧版にXXE脆弱性
「Chrome」にセキュリティアップデート - 修正2件を実施
米政府、GW期間中に悪用確認脆弱性10件を追加
PHPのDB接続ライブラリ「ADOdb」のPostgreSQLドライバに深刻な脆弱性
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
米当局、悪用が確認された既知脆弱性2件について注意喚起
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念