Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サポート終了も1割強が業務でIE利用 - 35%はEdgeのIEモード

現地時間6月15日にブラウザ「Internet Explorer(IE)」のデスクトップアプリケーションのサポートが終了したが、組織の1割強がIEを引き続き利用している。

バルテスが、6月28日から7月15日にかけて、同社が運営するプラットフォームを通じてオンラインアンケートを実施し、結果を取りまとめたもの。企業や事業所に所属する440人が回答した。

「IE」環境に依存したコンテンツの閲覧に影響が出ており、同調査では回答時点で12%が業務に「IEを使用している」と答えた。

デスクトップアプリのサポート終了を受け、マイクロソフトでは後継ブラウザ「Microsoft Edge」に「IE」の描画エンジン「Trident」を実装した「IEモード」を用意している。同調査において35%は同モードを使用していると回答した。

「IE」や「IEモード」の使用している207人に理由を尋ねたところ、65%が「社内の業務システム上利用せざるを得ない」と回答。「顧客対応で必要(17%)」「自分が使い慣れている(8%)」「社内で使うよう決められている(5%)」が続いた。

(Security NEXT - 2022/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD