事業者向けDIY通販サイトに不正アクセス - サービス開始から約2週間で被害
事業者向けにDIY関連製品を提供するオンライン通信販売サイト「DIY FACTORY Business」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報を窃取された可能性があることが明らかとなった。
同サイトを運営する大都によれば、システムの脆弱性を突かれ、商品の購入にあたってクレジットカード決済を行おうとすると、情報が窃取される偽の入力ページへ誘導される状態となっていたもの。
2022年4月12日1時前から同月14日11時半ごろにかけて、決済にあたりクレジットカード情報を入力した場合に、クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコードを窃取され、不正に利用された可能性がある。
商品を購入した顧客122人のほか、途中で決済を中止し、購入に至らなかった場合もクレジットカード情報を入力していた場合は影響を受けるおそれがある。
4月20日にクレジットカード会社より情報流出の可能性について指摘があり問題が発覚。同社では同日、同サイトを停止。4月21日に警察へ被害を申告、個人情報保護委員会には翌22日に報告した。
(Security NEXT - 2022/08/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ランサム攻撃でシステム障害、情報流出の可能性 - 東海ソフト開発
メールアカウントがスパム踏み台に - 電気自動車の充電設備事業者
保健所のデータ受渡用USBが所在不明、管理記録に不備 - 沖縄県
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正

