「情報セキュリティ白書2022」の無料PDF版を公開 - IPA
情報セキュリティ白書2022
情報処理推進機構(IPA)は、年次白書「情報セキュリティ白書2022」のPDF版を公開した。無料でダウンロードすることができるが、閲覧にはアンケートに回答し、パスワードを取得する必要がある。
書籍版の発売とあわせて公開を開始したもの。最新白書では、副題「ゆらぐ常識、強まる脅威:想定外に立ち向かえ」のもと、国内外の脅威状況、インシデントや被害の実態、政策動向など、情報セキュリティに関する概況を解説している。
また内部不正防止対策の動向、改正個人情報保護法、クラウドのセキュリティ、米国や欧州の政策、中小企業に向けたセキュリティ支援策など、個別トピックを収録している。
同白書の目次は以下のとおり。
序章 2021年度の情報セキュリティの概況
第1章 情報セキュリティインシデント・脆弱性の現状と対策
・1.1 2021年度に観測されたインシデント状況
・1.2 情報セキュリティインシデント別の手口と対策
・1.3 情報システムの脆弱性の動向
第2章 情報セキュリティを支える基盤の動向
・2.1 国内の情報セキュリティ政策の状況
・2.2 国外の情報セキュリティ政策の状況
・2.3 情報セキュリティ人材の現状と育成
・2.4 組織・個人における情報セキュリティの取り組み
・2.5 情報セキュリティの普及啓発活動
・2.6 国際標準化活動
・2.7 安全な政府調達に向けて
・2.8 その他の情報セキュリティ動向
第3章 個別テーマ
・3.1 制御システムの情報セキュリティ
・3.2 IoTの情報セキュリティ
・3.3 クラウドの情報セキュリティ
・3.4 米国・欧州の情報セキュリティ政策
付録 資料・ツール
・2021年のコンピュータウイルス届出状況
・2021年のコンピュータ不正アクセス届出状況
・ソフトウェア等の脆弱性関連情報に関する届出状況
・2021年の情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況
・IPAの便利なセキュリティツール
・第17回 IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2021受賞作品
(Security NEXT - 2022/07/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「TSUBAME」の観測グラフを公開休止 - より利便性の高いデータ提供を検討
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスを開催
「SBOM導入手引書」に改訂版 - 脆弱性管理強化や導入範囲検討の枠組など
Check Point、脅威情報プラットフォームのCyberintを買収
例年以上に高倍率、狭き門突破した学生が「セキュキャン」に集結
「DNSSEC」のハンズオン勉強会をハイブリッド開催 - JPNIC
「Mirai」と異なるボット、国内ベンダーのルータに感染拡大か
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催 - JC3
自動車分野のセキュリティ技術を競うCTFイベント - 経産省