個情委、個人データ入り「USBメモリ」の管理で注意喚起
個人情報保護委員会は、個人データが保存されたUSBメモリの取り扱いにおいて注意喚起を行った。
個人情報取扱事業者の安全管理措置として、個人データの漏洩や滅失、毀損などの防止にあたり適切な措置を講じるよう、あらためて注意喚起を行ったもの。
盗難や紛失などに備え、施錠できるキャビネットや書庫など定められた場所で適切に管理する必要があると指摘。
持ち運ぶ場合も業務上必要な場所に限り、暗号、パスワードによる保護、施錠できる搬送容器を利用するなど、対策を講じて慎重に取り扱うよう求めた。
また組織の規程に従って運用されているか確認できるよう、電子媒体の持ち運びの状況などを記録すること挙げ、データを取り扱う従業員の適切な監督義務があることを強調している。
業務委託先の監督責任についても言及。自組織で管理を行うのと同等の措置が講じられるよう委託先の適切な監督を行う必要があるとし、再委託や再々委託にあたっても同様に事前報告のもと承認したり、定期的な監査の実施などを求めている。
(Security NEXT - 2022/07/14 )
ツイート
PR
関連記事
国交省の広報情報サイトで障害 - 偽サイトへ誘導
「Google Chrome 141」を公開 - 21件のセキュリティ修正
macOSにアップデート - 脆弱性1件を修正
生徒の個人情報含む資料が教室で所在不明に - 都立高
元従業員が顧客情報を不正持出、貸与PC点検で判明 - T&Dリース
新商品を発売延期、サイバー攻撃の影響で - アサヒグループ
予約管理システムから個人情報が流出した可能性 - 呉竹荘
「iOS」「iPadOS」のフォント処理に脆弱性 - アップデートで修正
シリアライズライブラリ「Apache Fory」Python版に深刻な脆弱性
「Cisco IOS」や「sudo」など脆弱性5件の悪用に注意喚起 - 米当局