Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数製品向けに深刻な脆弱性を解消するアップデート - Adobe

Adobe Systemsは、同社複数製品向けにセキュリティアップデートをリリースした。適用優先度が高いアップデートは含まれていないが、いずれも深刻な脆弱性を修正したという。

各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせてセキュリティアップデートをリリースしたもの。いずれも脆弱性の悪用は確認されていない。

「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」をはじめ、「Adobe Photoshop」「Adobe Character Animator」では、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性に対応した。また「Adobe RoboHelp」では1段階低い「重要(Important)」とされる脆弱性を解消している。

アップデートの適用優先度を見ると、「Adobe Acrobat」「Adobe Reader」に関しては重要度が3段階中、2番目にあたる「2」とし、他製品については任意のタイミングで更新するよう求める「3」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2022/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県