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Foxit、複数脆弱性を解消した「Foxit PhantomPDF 10.1.8」を公開

Foxitは、Windows向けに複数の脆弱性へ対応したPDF作成編集ソフトの最新版「Foxit PhantomPDF 10.1.8」をリリースした。最新版へ更新するよう利用者へ呼びかけている。

Windows向けに提供している「同10.1.7.37777」および以前のバージョンに明らかとなったセキュリティに関する複数の問題へ対処したもので、脆弱性に関してはCVEベースであわせて17件を修正した。CVE番号は示されていないが、中国のナショナル脆弱性データベース(CNDV)に収録された脆弱性の修正なども含まれる。

具体的には、解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性をはじめ、NULLポインタ参照、型の取り違え、域外メモリへのアクセス、署名処理に関する不具合などに対応している。

同社は、製品のヘルプタブより今回リリースした「同10.1.8」へアップデートするか、同社サイトより最新版を入手するよう利用者へ求めている。

CVE-2022-25641
CVE-2022-28669
CVE-2022-28670
CVE-2022-28671
CVE-2022-28672
CVE-2022-28673
CVE-2022-28674
CVE-2022-28675
CVE-2022-28676
CVE-2022-28677
CVE-2022-28678
CVE-2022-28679
CVE-2022-28680
CVE-2022-28681
CVE-2022-28682
CVE-2022-28683
CVE-2022-30557
CNVD-C-2021-205525

(Security NEXT - 2022/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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