特定日の戸籍証明書交付申請書が所在不明に - 枚方市
大阪府枚方市は、2019年8月9日に扱った「戸籍証明書交付申請書」が所在不明になっていることを明らかにした。
同市によれば、住民から個人情報の開示請求があり、5月25日に職員が文書を確認したところ、2019年8月9日に扱った「戸籍証明書交付申請書」が保存箱に収納されていないことが判明したもの。
システム上の記録から2019年8月9日に81件の申請書を受理したことがわかっている。申請書には、申請者の氏名、住所、本籍地、筆頭者などの個人情報が記載されていた。
「戸籍証明書交付申請書」の保存期間は3年間で、第三者が立ち入ることのできない書庫で施錠管理しているという。事務所や書庫を捜索したものの見つかっておらず、誤って別の保存箱で保管し、2020年度末に不要文書を廃棄した際、一緒に廃棄した可能性が高いとしている。
同市では、開示請求をした住民に対して経緯を説明するとともに謝罪。今後は書類の収納や廃棄時に複数人で確認するほか、保存箱の掲示や表紙などの色を保存年限ごとに変更するなど識別性を高め、再発を防止したいとしている。
(Security NEXT - 2022/06/21 )
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