「起業家育成事業」に申し込んだ中学生生徒の個人情報が閲覧可能に - 名古屋市
中高生向けのIT教育事業を展開しているライフイズテックは、名古屋市から受託した「中学生起業家育成事業」において、応募フォームの設定ミスにより、申込者の個人情報が本人以外から閲覧できる状態となっていたことを明らかにした。
同社によれば、5月30日から6月7日にかけて、同事業のプログラムに申し込んだ中学生に関する個人情報120件が、応募フォーム内のリンクへアクセスすると本人以外の別の申込者によって閲覧可能となっていたもの。6月7日に申込者より同社に指摘があり、問題が判明した。
生徒の氏名、学校名、学年、性別、生年月日、電話番号のほか、保護者の氏名、住所、電話番号などが記載されていた。閲覧された件数については、対象範囲の特定が難しいとし、最大120件としている。
応募フォームの設定を誤ったもので、一時公開を停止し、設定を修正した。対象となる申込者に対して経緯の報告と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2022/06/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
スポーツ教室申込者への案内メール、2度にわたり誤送信 - 桐蔭横浜大
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
ECサイトで不具合、会員登録時に別人情報表示 - 下着通販会社
