Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

交通関連サービスのフィッシングサイトが増加 - BBSS調査

4月は、一部交通関連サービスをかたるフィッシングサイトの増加が観測された。3月に「まん延防止等充填措置」が解除となっており、ゴールデンウィークを控えた時期を狙った可能性もある。

BBソフトサービスが、同社製品を通じて収集しているフィッシングサイトの動向を取りまとめたもの。

もっとも多く悪用されたブランドは前月と変わらず「au」。「三井住友カード」「メルカリ」「三菱UFJニコス」「Apple ID」と続いている。

交通関連サービスのブランドを悪用したフィッシングサイトの増加も見られた。「ビューカード」をかたるサイトが前月比326%増となる281件で6番目に多かった。237件で3月から401%増となった「ETC利用照会サービス」が7番目に続く。

3月に594件と急増した「えきねっと」をかたるフィッシングサイトについては、196件と半減。しかし依然としてトップ10に入っている。

同社が観測したフィッシングサイトの上位10ブランドは以下のとおり。

1位:au
2位:三井住友カード(Vpass)
3位:メルカリ
4位:三菱UFJニコス
5位:Apple ID
6位:ビューカード
7位:ETC利用紹介サービス
8位:エポスカード
9位:Amazon
10位:えきねっと

(Security NEXT - 2022/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
病院看護師が電子カルテ画像を知人に送信、患者氏名は墨塗り - 長野県
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
講師事務所がランサム被害、研修受講生氏名などが流出か - INPIT
「HashiCorp Vault」のLDAP認証で多要素認証バイパスのおそれ
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外パッチ
「Dell PowerProtect Data Domain」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「NVIDIA Triton Inference Server」に複数の深刻な脆弱性
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市