Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

高齢者支援施設名乗る不審メール出回るもマルウェア感染確認されず - 仙台市

仙台市では、セキュリティ製品を用いてマルウェアの感染をチェック。また同センターの運営を委託している法人の本部において、3月にパソコン1台が「Emotet」に感染し、除去を行った経緯もあったため、JPCERTコーディネーションセンターが提供するチェックツール「EmoCheck」なども使用したものの、マルウェアは検出されなかった。

さらに5月の注意喚起実施後、警察の協力のもと、ログを解析するなど詳細を調べたが、マルウェアは発見されず、同センターを名乗るメールが出回った原因の特定や、情報流出発生の有無について断定に至らなかったという。

同市ではひと通り調査を実施したとして、今後は注意喚起に努める方針。業務委託先を指導して、地域包括支援センターや受託事業者において、セキュリティを確実に確保し、取組状況など継続的に確認していきたいとしている。

(Security NEXT - 2022/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
ランサム攻撃でシステム障害、情報流出の可能性 - 東海ソフト開発
メールアカウントがスパム踏み台に - 電気自動車の充電設備事業者