Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールアカウントに不正アクセス、スパムの踏み台に - サエラ薬局

薬局チェーンのサエラ薬局を展開するサエラは、メールアカウントが不正アクセスを受け、迷惑メールの送信に悪用されたことを明らかにした。

同社によれば、3月下旬ごろから4月8日にかけて、同社のメールサーバ上に登録されたメールアカウント1件が不正アクセスを受け、推定約5万件の迷惑メールが送信されたという。

不正アクセスを受けたのは、ここ数年間ほとんど使用していなかったメールアカウントで、推測しやすいパスワードが設定されていたという。

同社では対象のアカウントを停止して対策を講じるとともに、同様の条件で運用されているメールアカウントについてもパスワードの見直しを実施した。

また迷惑メールを送信する踏み台に悪用された影響で、メールサーバより送信したメールが届かなかったり、迷惑メールとして処理される状況が生じており、対策を進めているという。

(Security NEXT - 2022/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正アクセスで医療従事者情報などが流出か - 富士フイルムメディカル
鹿児島県共生・協働センターのFacebookアカで不正投稿 - 不正な広告も
委託先で不正アクセス、個人情報流出の痕跡は確認されず - NECネクサ
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
ランサム被害による個人情報流出を確認 - 保険事故調査会社
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信