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Emotet感染でメール関連情報流出の可能性 - 緑の安全推進協会

緑の安全推進協会は、職員のパソコンがマルウェア「Emotet」に感染し、パソコンに保存されていたアドレス帳やメールアドレスが流出した可能性があることを公表した。

同協会によれば、3月15日に関係先を装ったマルウェアメールを職員が開き、パソコンがマルウェア「Emotet」に感染したもの。同日、不審なメールが発信されているとの外部から指摘を受けた。

感染端末の内部には、アドレス帳35件、メール3265件が保存されており、流出した可能性があるという。

同協会では、感染端末を隔離するとともに、同協会内の他端末については感染が生じていないことを確認。同協会会員や関係者に対して注意喚起を実施している。

(Security NEXT - 2022/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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