Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

新型コロナ検査キットに脆弱性 - 検査結果が改ざん可能に

フィンランドのWithSecureは、米Cue Health製の新型コロナウイルス検査キットにおいて検査結果が改ざん可能となる脆弱性を発見したことを明らかにした。同社は2021年にEllume製の検査キットについても同様の脆弱性を報告している。

WithSecureは、F-Secureの企業向け部門が主体となり、リブランドした新会社。2022年3月より新社名となり、事業を展開している。

同社によると、北米や欧州、インド、シンガポールにて販売されている米Cue Health製の新型コロナウイルス検査キットにおいて、スマートフォン内のアプリとBluetoothにより通信を行う際、データの改ざんが可能であることが判明したもの。

同キットは、新型コロナウイルスの検査を行うカートリッジをリーダーに挿入すると、検査結果をモバイルアプリにアップロードするが、通信内容を傍受し、検査結果を把握したり、陽性を陰性とするなど結果を改ざんすることが可能だったという。

同社より報告を受けたCue Healthでは同脆弱性の調査を行い、改ざんを防止するためのソフトウェアアップデートを実施した。

同社は、社名変更前のF-Secureだった2021年12月に、豪Ellume製の家庭向け新型コロナウイルスの簡易検査キットに同様の脆弱性を発見、報告している。改ざんした証明書を入手することも可能となっており、Ellumeが修正を実施していた。

(Security NEXT - 2022/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米当局、悪用カタログに既知脆弱性5件を登録 - AppleやRockwellなど
「iPhone」狙う強力な攻撃キット「Coruna」 - 多数脆弱性を悪用、CVE未採番も
JetBrainsの複数製品に脆弱性 - 「Hub」ではクリティカルも
「VMware Aria Operations」の脆弱性など悪用に注意喚起 - 米当局
「EC-CUBE」に多要素認証を回避される脆弱性 - 修正パッチを公開
自然言語処理ライブラリ「NLTK」に深刻なRCE脆弱性
メッセージブローカー「Apache ActiveMQ Artemis」に深刻な脆弱性
「Cisco Secure Firewall」に脆弱性 - 認証回避やRCEなど深刻な影響も
キヤノン複合機向けスキャンソフトに脆弱性 - アップデートを公開
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性10件修正