2022年1Qの脆弱性DB登録は3780件 - 5四半期ぶりに減少
2022年第1四半期に脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」へ登録された脆弱性情報は、前四半期比2割減となった。増加傾向が続いていたが、5四半期ぶりに減少へ転じている。
「JVN iPedia」は脆弱性対策情報を収録するデータベース。2007年4月より公開されており、国内ソフトウェア開発者の公表情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」、米国立標準技術研究所(NIST)が運用する脆弱性データベース「NVD」の公開情報などを収録している。
情報処理推進機構(IPA)によれば、同四半期に登録された脆弱性情報は3780件。前四半期の4676件を896件下回り、19.2%減となった。2020年第4四半期以降、4期連続で増加していたが減少に転じている。
収集元を見ると、「NVD」が3488件、「JVN」が289件、国内製品開発者が公表した情報が3件だった。累計で14万1482件となる。英語版は39件の追加があり、2414件となった。
(Security NEXT - 2022/04/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性

