2022年1Qの脆弱性DB登録は3780件 - 5四半期ぶりに減少
脆弱性の種類を見ると、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」が443件でもっとも多く、「境界外書き込み(271件)」「不適切な権限管理(161件)」「不適切な入力確認(130件)」が続く。
登録情報を製品別に見ると、前四半期に引き続き「Qualcommコンポーネント」が530件で最多。Linuxディストリビューションの「Fedora(192件)」「Debian GNU/Linux(156件)」が続いている。
またWindows関連が11製品と目立っており、サポート期間が終了し、更新プログラムの提供がない「Windows 7(62件)」と「Windows Server 2008(61件)」も含まれる。
OS以外を見ると、「Google TensorFlow(109件)」、NetAppの「OnCommand Insight(99件)」、オラクルの「MySQL(76件)」なども上位20製品に入った。
産業用制御システムに関しては、94件の登録があり、累計で3421件となっている。
(Security NEXT - 2022/04/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起