Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Proofpointの内部脅威対策製品に権限昇格の脆弱性

Proofpointの内部脅威対策ソリューション「Proofpoint ITM(Insider Threat Management」のWindows向けエージェントに脆弱性が明らかとなった。

同社によれば、ローカル環境において権限の昇格が可能となる脆弱性「CVE-2022-25294」が判明したもの。脆弱性を悪用されると「SYSTEM」権限で任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「7.8」。「macOS」や「Linux」、クラウド向けに提供するエージェントについては影響を受けないという。

同社は脆弱性を修正した「同7.12.1」をリリース。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開