「Wing FTP Server」の脆弱性悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Wing FTP Server」の既知脆弱性が悪用されているとして、米当局は注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間2026年3月16日、「Wing FTP Server」の脆弱性「CVE-2025-47813」を「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に追加した。
米国内の行政機関に対して指定した期間内に脆弱性への対策を実施するよう促すとともに、広く注意を呼びかけている。
同脆弱性は、サーバのローカルインストールパスが漏洩する脆弱性。認証されたユーザーが細工したCookieを設定することにより、パス情報を取得できる。匿名ログインが可能な環境では、実質的に認証を必要とすることなく悪用されるおそれがある。
CVE番号を採番したMITREは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「4.3」と評価している。脆弱性単体による悪用のインパクトは大きくないものの、他脆弱性と組み合わせて悪用されることが懸念される。
同脆弱性は2025年5月14日にリリースされた「Wing FTP Server 7.4.4」にて修正された。2025年6月には概念実証(PoC)を含む詳細な情報が発見者により公開されている。
(Security NEXT - 2026/03/17 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco ISE」に複数の深刻な脆弱性 - 一部修正パッチを準備中
「Ivanti Neurons for ITSM」に脆弱性 - アップデートを提供
SAP、月例セキュリティアドバイザリ19件を公開 - 「クリティカル」も
「Cisco Webex」のSSO連携に深刻な脆弱性 - 証明書の更新を
「Chrome」が脆弱性31件を修正 - 5件は「クリティカル」
「Adobe Acrobat/Reader」がわずか3日で再更新 - 深刻な脆弱性を修正
「Adobe Acrobat/Reader」にゼロデイ脆弱性 - 悪用を確認、緊急更新を
米当局、「SharePoint Server」「Excel」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiSandbox」に複数の「クリティカル」脆弱性 - アップデートを
MS、4月の月例パッチで脆弱性167件に対応 - 一部で悪用を確認
