Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トヨタのコネクテッドサービスで申込書約14万件が所在不明

トヨタとトヨタコネクティッドは、両社が提供するコネクテッドサービス「T-Connect」「G-Link」の一部申込書が所在不明となっていることを明らかにした。

レクサスブランドを含むトヨタ製自動車をネットワーク経由で「トヨタスマートセンター」に接続し、緊急時の通報サービスや遠隔よりサポートする両サービスにおいて、本来取次店である販売店より提出される利用申込書の一部が所在不明となっていることが判明したもの。

「T-Connect」については2014年5月から2021年12月までに申し込みが行われ、書面にて発行した約12万件、「G-Link」については2014年7月から2021年12月にかけて申し込まれた約2万件の所在がわからないという。

利用申込書には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、契約車名、契約ID、パスワードなどが記載されている。

トヨタコネクティッドによると、2020年11月に問題を認識して調査を開始。2021年6月に販売店より提出されないまま紛失したり、破棄されたケースがあることが発覚した。

(Security NEXT - 2022/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を