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トヨタのコネクテッドサービスで申込書約14万件が所在不明

トヨタとトヨタコネクティッドは、両社が提供するコネクテッドサービス「T-Connect」「G-Link」の一部申込書が所在不明となっていることを明らかにした。

レクサスブランドを含むトヨタ製自動車をネットワーク経由で「トヨタスマートセンター」に接続し、緊急時の通報サービスや遠隔よりサポートする両サービスにおいて、本来取次店である販売店より提出される利用申込書の一部が所在不明となっていることが判明したもの。

「T-Connect」については2014年5月から2021年12月までに申し込みが行われ、書面にて発行した約12万件、「G-Link」については2014年7月から2021年12月にかけて申し込まれた約2万件の所在がわからないという。

利用申込書には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、契約車名、契約ID、パスワードなどが記載されている。

トヨタコネクティッドによると、2020年11月に問題を認識して調査を開始。2021年6月に販売店より提出されないまま紛失したり、破棄されたケースがあることが発覚した。

(Security NEXT - 2022/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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