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VMwareのBYOD用モバイルアプリに脆弱性 - アップデートが公開

VMwareは、持ち込みされた私有端末で組織のメールやスケジュール、連絡先機能などの情報を共有できるモバイルアプリ「VMware Workspace ONE Boxer」に脆弱性が明らかになったとしてアップデートをリリースした。

同製品のカレンダー機能において、入力値の検証や対策が不十分なため、悪意あるスクリプトタグを挿入することが可能となる「格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2022-22944」が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「6.6」。同社では脆弱性の重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」としている。

Android版に脆弱性は存在せず、iOS版のみ影響をがあるという。同社はiOS向けに脆弱性を修正した「同22.02」をリリース。アップデートを求めている。

(Security NEXT - 2022/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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