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特別給付金申請書に別世帯の個人情報 - 豊田市

愛知県豊田市は、子育て世帯への臨時特別給付金申請書の一部に、別世帯の個人情報を誤って記載、送付するミスが複数発生したことを明らかにした。

同市によれば、2月4日に申請書を発送したところ、5世帯分の申請書において「対象児童」の欄に別世帯の子どもの氏名と生年月日が記載されていた。

同月7日に申請書の受領者から指摘があり判明したもので、申請書に印字するためのデータ作成用プログラムに不備があったという。

また、2月8日に発送した申請書では、5世帯分において「振込口座」の欄に、口座番号の一部は非表示となっていたものの、他人の口座情報が記載されていた。入力ミスが原因で、申請書の受領者から同月10日に指摘があり問題が発覚した。

同市では、誤った申請書が届いた世帯に謝罪するとともに、正しい申請書を送付。個人情報が流出した世帯に対しても経緯を説明して謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2022/02/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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