Mozilla、「Thunderbird 91.6.1」を公開 - 細工メールで悪用のおそれ
Mozilla Foundationは、メーラーの最新版「Thunderbird 91.6.1」をリリースした。
現地時間2月8日に8件の脆弱性を修正する「同91.6」をリリースしたが、さらにアップデートを実施し、脆弱性「CVE-2022-0566」に対処したもの。
「CVE-2022-0566」は、細工されたメールを処理すると、域外のメモリに書き込みが行われるおそれがある脆弱性。Mozillaのファジングチームが発見した。4段階ある重要度において、2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。
Mozillaでは、同脆弱性を修正した「Thunderbird 91.6.1」をリリース。「同91.6」による修正も含め、2月に修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-0566
CVE-2022-22753
CVE-2022-22754
CVE-2022-22756
CVE-2022-22759
CVE-2022-22760
CVE-2022-22761
CVE-2022-22763
CVE-2022-22764
(Security NEXT - 2022/02/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「iTunes for Windows」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
アクセス制御ツール「Pomerium」に脆弱性 - アップデートを
Barracuda製メールセキュリティ製品に脆弱性 - すでに悪用も
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」とされる脆弱性を解消
Samsung製スマホなどの既知脆弱性が攻撃の標的に - 米政府が注意喚起
オープンデータ公開基盤の「CKAN」に深刻な脆弱性
ワコム製タブレットのmacOS向けドライバインストーラーに脆弱性
「Apache Tomcat」に脆弱性 - 過去の修正が不完全で
「NSX-T」にXSS脆弱性、アップデートがリリース
複数Apple製品が影響を受ける脆弱性 - 米政府が注意喚起