Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware ESXi」などに複数脆弱性 - 組み合わさると深刻な影響

さらに「VMware ESXi 7.0」では、「settingsd認証チケット」にアクセスできる「CVE-2021-22042」や、テンポラリファイルの処理に「TOCTOU(Time-of-check Time-of-use)」の脆弱性「CVE-2021-22043」が判明した。

いずれも悪用されると権限の昇格が生じるおそれがあり、CVSS基本値は「8.2」、重要度は「重要(Important)」と評価されている。

また「ESXi」に「rhttpproxyサービス」においてサービス拒否が生じる脆弱性「CVE-2021-22050」が明らかとなった。重要度は「中(Moderate)」。

同社は「ESXi」向けにアップデートとなる「ESXi70U3c-19193900」「ESXi70U2e-19290878」「ESXi70U1e-19324898」「ESXi670-202111101-SG」「ESXi650-202202401-SG」を提供。

あわせて「VMware Workstation 16.2.1」「VMware Fusion 12.2.1」をリリースするとともに、回避策をアナウンス。利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消