「VMware ESXi」などに複数脆弱性 - 組み合わさると深刻な影響
VMwareの「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」に複数の脆弱性が明らかとなった。深刻な影響を及ぼすおそれがあるとしており、アップデートを呼びかけている。
あわせて5件の脆弱性が明らかとなったもの。非公開で報告を受けたもので、コンポーネントを含む「Cloud Foundation」も影響を受ける。
重要度を見ると、脆弱性単体では、4段階評価で上から2番目にあたる「重要(Important)」や1段階低い「中(Moderate)」にとどまるが、脆弱性を組み合わせて悪用されると影響が大きく、同社では今回のアドバイザリ全体を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価している。
具体的には「Universal Host Controller Interface(UHCI)」の「USBコントローラー」に解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性「CVE-2021-22040」や、ダブルフェッチの脆弱性「CVE-2021-22041」が判明した。
いずれも共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.4」。重要度は「重要(Important)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2022/02/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み