Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Uber Eats」の注文受付メールを装うフィッシングに注意

フィッシング対策協議会は、宅配サービス「Uber Eats」を装うフィッシング攻撃が発生しているとして注意喚起を行った。

20220128_ap_001.jpg
フィッシングメールの一部文面(画像:フィ対協)

問題のメールは、自動で配信された注文メールを装い、餃子店に肉まんや酢豚、炒飯、ラーメンなどの注文が届いているなどと記載。支払金額があるかのように不安を煽り、「注文確認」などと記載したリンクから偽サイトへ誘導していた。

メールには注文された商品の一覧も記載されており、店舗独自のメニューなども含まれ、箱代の請求といった記載も含まれる。

誘導先の「Uber Eats」を装うフィッシングサイトでは、電話番号やメールアドレスを入力させ、さらに4桁のコードを入力させようとしていた。

1月28日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃などへ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装