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新型コロナ自宅療養者に名簿を送付するミス - 大阪府保健所

大阪府は、自宅療養中の新型コロナウイルス感染症患者にパルスオキシメーターを配布する際、個人情報が記載された管理簿の写しを誤って送付するミスがあったことを明らかにした。

同府によれば、1月12日に藤井寺保健所で自宅療養者4人に対してパルスオキシメーターの配布準備を行った際、パルスオキシメーター貸出管理簿の写しを1人の配布袋に入れ、取り出すことを忘れてそのまま自宅療養者1人に送付したもの。

1月16日に自宅療養者の家族から管理簿の写しが同封されていたと連絡があり問題が判明。管理簿には、自宅療養者4人に関する氏名、住所、電話番号などが記載されていたという。

事態の発覚を受けて同保健所では職員が自宅療養者宅を訪問して、管理簿の写しを回収するとともに謝罪。のこる3人に対しても自宅を訪問して経緯を説明するとともに謝罪している。

(Security NEXT - 2022/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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