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人口動態調査のデータを異なる自治体に誤返却 - 四條畷保健所

大阪府は、四條畷保健所において、交野市の個人情報含む人口動態調査のデータを記録した光ディスクを、誤って異なる自治体へ返却したことを明らかにした。

同府によれば、8月17日に交野市へ返却する人口動態調査のデータを記録した「CD-RW」を、大東市の職員に誤って返却したもの。同月21日に判明し、同日回収した。

問題のディスクには、6月15日から7月14日に交野市が受け付けた出生票41件、死産票2件、婚姻票20件、離婚票10件が記録されている。

ディスクやケースに自治体名を記載していなかった。また電子媒体にはパスワードを設定しておらず、審査終了後にデータの消去も行っていなかったという。

同府では、再発防止に向けて受領簿の作成など管理体制を見直すほか、パスワードを設定し、審査終了後にデータの消去を実施する。またデータの受け渡しについては、電子媒体ではなく人口動態調査オンライン報告システムを活用していく。

(Security NEXT - 2023/09/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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