Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約9割が個人情報の無断利用を経験 - 総務省調査

総務省は、電気通信サービスモニターに対するアンケートの調査結果を公表した。同アンケートは、1000名を対象に、電気通信事業分野における個人情報保護、および移動体通信について調査、まとめたもの。

個人情報保護に関心があると回答したユーザーは97.4%で、非常に意識の高まりを見せている。個人情報保護法についても、約85%が認知している。

実際に個人情報が知らぬ間に利用されていると感じた経験があると答えたユーザーは89.9%で、ダイレクトメールや電話勧誘を受けた際に漏洩したと感じるようだ。また、架空請求により個人情報が利用されていると感じたユーザーも22%に上った。

電機通信事業者の個人情報保護に対して、十分対応がなされていると回答したユーザーはわずか15%で、84.7%が不十分と考えており、アクセス制限、システム対策、社内教育、入退室管理など求める声が多かった。

外部者による個人情報の持ち出しや窃盗について「取り締まるべき」との回答が76.3%、「電気通信事業分野においては、取り締まるべきだと思う」が19.3%と取り締まりを希望する声が多数を占め、現行法で十分とする回答は2.9%に留まった。

「個人情報漏洩における従業員個人の刑事責任」については「故意に漏えいさせた場合については個人にも刑事責任を問うべきだと思う」との回答は70.1%に上った。また、故意、過失関係なく刑事責任を問うべきとの回答も2割を越えている。「会社等の組織が責任を負うべきであり、従業員等の個人について刑事責任を問う必要は無いと思う」との回答は6.6%だった。

(Security NEXT - 2005/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール送信サービスのアクセスキーを第三者が不正利用 - 衣料品会社
設定変更で他利用者情報が閲覧可能に - レジャー予約サイト
医療機器会社が手術室でのX線画像を保有、経緯を調査 - 金沢大病院
休眠中サーバがランサム被害、内部に個人情報 - システム開発会社
土木情報サイト、パスワード含む会員情報流出の可能性
注文の配送先情報を含むPCに不正アクセス - 楽天グループ会社
IBMの「AIX」「PowerVM VIOS」に多数脆弱性 - 修正版を提供
先週注目された記事(2026年8月16日〜2026年8月22日)
米当局、「Zimbra」脆弱性の悪用を警告 - 2026年5件目のKEV登録
調査票発送時の宛名に本来不要な国籍を記載 - 杉並区