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PHP向けメールフォームプログラムに脆弱性 - 昨年の更新で修正済み

エコノシスシステム設計事務所が提供するPHP環境向けのメールフォームプログラム「php_mailform」に複数の脆弱性が明らかとなった。修正版は2021年10月にリリースされている。

添付ファイル名の処理やチェックボックスにおいて「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2022-21805」「CVE-2022-22142」が含まれていることが判明したもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはいずれも「6.1」とレーティングされている。

apple502j氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。2021年10月にリリースされた「同1.40」にて修正されている。

(Security NEXT - 2022/01/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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