「H2DB」にRCE脆弱性 - 「Log4Shell」と同じく「JNDI」に起因
「H2コンソール」を起動していない場合、影響は残るものの、脆弱性の悪用にはデータベースの管理者権限が必要となったり、「H2 Shell」において独自にコードを設定している必要があるなど、攻撃の難易度が高まるとしている。
2021年12月21日にリリースした「同2.0.204」および以前のバージョンに脆弱性は存在。報告を受けた「H2」の開発チームでは、LDAPのURL指定を禁止し、ローカルのデータソースのみを使用することで脆弱性に対処した「同2.0.206」を1月4日にリリースした。
最新版へのアップデートを呼びかけるとともに、信頼できない第三者に「H2コンソール」へのアクセスを制限する回避策を実施するようアナウンスを行っている。
(Security NEXT - 2022/01/11 )
ツイート
PR
関連記事
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
メール誤送信で美術研究所研究生のメアド流出 - 大阪市立美術館
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
クラウドサービスが侵害、顧客従業員情報が流出か - ITサービス事業者
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト

