「Exchange Server」のメール処理が滞る不具合が発生
オンプレミスの「Microsoft Exchange Server 2019」「同2016」において、メールキューがスタックする不具合が発生した。マイクロソフトでは、対処法や影響を受けるか確認するためのスクリプトを提供している。
マルウェア対策エンジンで、2022年以降に一部定義ファイルのバージョン確認処理を行うとクラッシュし、トランスポートキューのメール処理が滞る不具合が発生したもの。
同社ではバージョン確認処理の問題であり、マルウェア検知処理やセキュリティに起因する問題ではないことを強調している。
影響を受けた場合はユーザーの対応が必要となり、不具合へ対処した定義ファイルを更新することで解消することが可能。同社はイベントログや「HealthCheckerスクリプト」を活用して不具合の影響を確認し、必要に応じてスクリプトの実行や手動操作による対策を講じるよう求めている。
(Security NEXT - 2022/01/06 )
ツイート
PR
関連記事
番組モニター資料に別人向けデータ、システム不具合で - NHK
オンライン申込の確認画面に個人情報が誤表示 - 日本通信
ポケモングッズ通販サイトのリニューアルで不具合 - 情報流出が発生
システム不具合で個人情報が閲覧可能に - 河合楽器
閲覧制限が自動解除される不具合 - dodaスカウトサービス
LINEのアルバム機能で不具合 - 他人の画像を表示
名古屋市営バスの料金箱で障害、料金徴収できず - アップデートが影響か
安曇野市の乗合タクシーで他人予約情報が閲覧可能に - プログラム不具合で
「VMware vCenter Server」の深刻な脆弱性を修正するパッチに不具合
Yahoo!オークションで不具合 - 一部低評価利用者の社内識別子を誤表示