複数端末が「Emotet」などマルウェアに感染 - カネコ種苗
種苗の生産、販売を手がけるカネコ種苗は、複数のパソコンがマルウェアに感染したことを明らかにした。情報流出の可能性もあるとして詳しく調べている。
同社によれば、12月10日に従業員がマウスカーソルの異常な動作に気が付き、社内調査を実施したところ、外部から遠隔操作を受けた形跡を確認。同月22日より外部事業者が調べたところ、社内のパソコン8台がマルウェアに感染していることがわかった。
同社では感染した端末をネットワークから隔離。詳細について調査を進めているが、感染したマルウェアの一部は「Emotet」であることが判明しているという。
また個人情報や企業情報などが流出した可能性もあるとして、警察に相談するとともに、個人情報保護委員会へ報告を行った。
(Security NEXT - 2021/12/28 )
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