Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールアカウントに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - ビーブレイク

基幹業務パッケージを展開するビーブレイクシステムズは、同社従業員のメールアカウントが不正アクセスを受け、フィッシングメールの送信に悪用されたことを明らかにした。

同社によれば、従業員1人が利用するメールアカウントが不正アクセスを受けたもので、11月22日11時半ごろから同日14時ごろにかけて、大量のフィッシングメールが送信されたという。脆弱なパスワードを設定していたことが原因とみられる。

同社より送信されたメールで、件名が「【お知らせ】メールフォルダレポート」となっているメールについては、開かずに削除するよう呼びかけた。

同社では、対象アカウントのパスワードを変更。不正アクセスを受けていないほかのアカウントに関しても、リスクが高いと判断したものについて変更を行ったという。

(Security NEXT - 2021/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性