医師の患者情報入り私物PCが盗難、過去勤務先のデータも - 広島大病院
端末にはログインパスワードを設定していたとし、紛失が判明した11月15日に盗難と判断してリモートよりアカウントをロックし、ログインを拒否するよう対策を講じた。ただし、保存領域に対する暗号化は行われていなかったという。
また同医師は3月末まで県立広島病院に勤務しており、今回被害に遭った端末には2014年1月以降に同院で実施した手術に関する患者情報649人分の氏名、性別、生年月日、年齢、傷病名、手術日、術式なども保存していた。
患者によって重複があり、件数としてはあわせて660件。475件のデータに関してはファイルに対してパスワードが設定されているが、のこる185件についてはパスワードが設定されていなかった。
その後探索するも見つからず、同医師は翌16日に警察へ被害を届けた。両院では対象となる患者に対し、書面を送付して経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2021/12/17 )
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