Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

VPN製品「SonicWall SMA 100シリーズ」に深刻な脆弱性 - WAF有効時も影響、早急に対応を

脆弱性の緩和策はなく、脆弱性を解消した最新版へできる限り早急にアップデートするよう同社は利用者へ強く求めた。

現地時間12月8日の時点でこれら脆弱性の悪用は確認されていない。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)では、「SonicWall SMA 100シリーズ」に関してこれまでも脆弱性を標的とする攻撃が展開されていると指摘。利用者へ対策を呼びかけた。

今回明らかとなった脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-20038
CVE-2021-20039
CVE-2021-20040
CVE-2021-20041
CVE-2021-20042
CVE-2021-20043
CVE-2021-20044
CVE-2021-20045

(Security NEXT - 2021/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正