サイバー防衛シンポ熱海2021、12月にハイブリッド開催
「サイバー空間」の国家安全保障をテーマとしたシンポジウム「サイバー防衛シンポジウム熱海2021」が12月に開催される。
同イベントは、サイバー空間の防衛や国家安全保障の視点より最新情報の共有や意見交換を行うシンポジウム。日本安全保障・危機管理学会サイバー防衛研究部会が主催し、防衛省の後援のもと、12月に第2回目となる「同2021」を開催する。
新型コロナウイルス感染症の影響で順延となり、2021年3月に開催された前回「同2020」に引き続き、オンラインと人数を絞ったオフラインによる「ハイブリッド開催」を予定している。
今回のテーマは「攻撃者の可能行動(Enemy Capabilities)を考える」。マルチドメインにおける作戦において、攻撃者が展開し得るサイバー攻撃について技術面、戦術面、国際法といった多角的な視野から議論する。
基調講演には、元防衛庁情報本部長の太田文雄氏が登壇。標的型攻撃などの対応にあたる情報処理推進機構サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の隊長による講演のほか、有識者によるパネルディスカッションやナイトセッションも予定されている。
オフライン会場はKKRホテル熱海。定員は現地参加が50人、オンラインが200人。参加費は現地参加が1万円、オンラインが1000円となっている。イベントの詳細や参加登録は、同シンポジウムのウェブサイトから。
(Security NEXT - 2021/11/15 )
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