オープンソースのフォーラムソフト「Discourse」に深刻な脆弱性
コミュニティのディスカッションが行えるプラットフォーム「Discourse」に深刻な脆弱性が明らかとなった。
同ソフトは、フォーラムやメーリングリストなどの機能を提供するオープンソースソフトウェア。Civilized Discourse Construction Kitが開発している。
細工したリクエストを送りつけることで、リモートよりコードを実行されるおそれがあるOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2021-41163」が明らかとなったもの。「同2.7.8」および以前のバージョンのほか、ベータ版なども影響を受ける。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは最高値となる「10.0」で、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
同社は脆弱性を修正した「同2.7.9」をリリースするとともに回避策をアナウンスし、利用者に注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/10/25 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ