Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「エックスサーバー」装うフィッシング - 「利用制限」「契約解除」と不安煽る

レンタルサーバ「エックスサーバー」を装うフィッシング攻撃が確認されているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

契約中のサービスに対して利用制限を行ったなどと不安を煽り、本人の確認が取れ次第解除するなどとだますフィッシング攻撃が確認されたもの。

メールの本文では、「期限後に虚偽内容があると判断した場合は契約解除措置を行う場合がある」ともあり、もっともらしく「クレーム番号」などと記載し、あたかも正規のメールであるかのように演出していた。

10月18日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃が展開されるおそれもあるとして注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイバー攻撃による個人情報流出が判明 - HOYA
ASUS製ルータに認証回避の脆弱性 - アップデートの実施を
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
監視ソフト「WhatsUp Gold」に脆弱性 - アップデートで修正
Atlassian、前月更新で「Jira」など4製品の脆弱性を修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
採用選考の結果通知メールで異なる宛名を記載 - 東京都
幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県