Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「au PAY」装うフィッシングが増加 - フィ対協が注意喚起

フィッシング対策協議会は、KDDIなどが展開するコード決済サービス「au PAY」を装ったフィッシングの報告が増加しているとして注意喚起を行った。

同協議会によれば、同サービスの利用者を狙い、カードやサービスの停止、利用状況の通知、本人確認の実施などを口実に偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が増加しているという。

フィッシングサイトでは、「au ID」「パスワード」「暗証番号」などを入力するよう求めていた。誘導先では、「.cn」「.shop」「.xyz」といったトップレベルドメインが利用されている。

9月28日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のアップデートで脆弱性1件を修正
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能
バッファローのNAS製品にMITM攻撃でコード実行のおそれ
米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正