Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

同意なく個人情報をメーカー登録 - トヨタ販売店9社

一部自動車販売店において、顧客の同意なく、トヨタ自動車に個人情報が提供されていた問題で、同社は販売会社9社において合計3318件発生していたことを明らかにした。

販売店において、トヨタ自動車の顧客認証サービス「TOYOTA・LEXUS共通ID」を発行するために、顧客から同意を得ることなく、同システムに対して顧客情報の登録が行われていたもの。

3月に福岡トヨペットにおいて問題が発覚。その後、全国の販売店において同様の事例がないか調査を進めていた。

今回の調査により、1697件を登録していた神戸トヨペットのほか、福岡トヨタ自動車、兵庫トヨタ自動車、岡山トヨペット、ネッツトヨタ徳島、トヨタカローラ愛豊、埼玉トヨタ自動車、トヨタカローラ沖縄、トヨタカローラ道北の9社において合計3318件が同意なく提供されていることが判明した。

(Security NEXT - 2021/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起