バイト求人や従業員の情報がランサム被害 - パソナ子会社
外部事業者の調査で同社外への情報の流出は確認されていないが、情報が流出した可能性も含め、同社では流出の形跡など引き続き調査を実施していく方針。
今回ランサムウェアが感染した経路など、詳しい原因は判明していないという。同社では、外部事業者の助言などを踏まえ、認証や権限の見直し、一部VPN機能の停止、ログ取得範囲の拡大による監視体制の強化など再発防止に向けたセキュリティ対策を講じた。
また脅迫に関しては、端末内部にファイルは残されていたものの、攻撃者と連絡は取っておらず、8月17日の段階で金銭の要求なども受けていないと説明。同社では、警察へ被害を相談するとともに、個人情報保護委員会などに報告している。
ランサムウェアにより暗号化されたデータに関しては、バックアップより問題なく復旧しており、業務にも影響は出ていないという。
受託したコールセンター業務で使用するネットワークについても、今回不正アクセスを受けたネットワークとは異なり、影響については否定している。
(Security NEXT - 2021/08/17 )
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