プライズ卸売サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
アミューズメント用の景品や雑貨など扱う企業向けオンライン通信販売サイト「FUKUYA ONLINE」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報が外部に流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営するフクヤによれば、同サイトにおけるシステムの脆弱性が突かれ、決済アプリケーションが改ざんされたもの。
偽のクレジットカード入力フォームが設置され、2月15日から3月19日にかけて顧客1779人が決済に利用したクレジットカード情報が窃取された可能性がある。
クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが対象だが、顧客の個人情報が保存されたデータベースも外部よりアクセスが可能な状態にあり、アクセスされた可能性もあるという。
5月6日にクレジットカード決済代行会社より指摘があり、問題が判明。同サイトを閉鎖して調べていたが、6月10日に調査が完了した。
同社では6月24日に警察へ被害を相談し、7月6日に個人情報保護委員会に報告。対象となる顧客に対しては、8月16日にメールで経緯の説明や謝罪を行った。クレジットカードの履歴を確認し、心当たりのない請求が行われていないか、確認するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/08/16 )
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