Apple、「macOS Big Sur」「iOS/iPadOS」のゼロデイ脆弱性を修正 - 今月2度目の更新
Appleは、セキュリティアップデート「macOS Big Sur 11.5.1」「iOS 14.7.1」「iPadOS 14.7.1」「watchOS 7.6.1」をリリースした。ゼロデイ脆弱性の判明を受けて、7月に入り、2度目のアップデートとなった。
今回、対応した脆弱性は、「IOMobileFrameBuffer」コンポーネントにおいてメモリ破損が生じ、任意のコードを実行されるおそれがある「CVE-2021-30807」。悪用された可能性があるとの報告を受けており、急遽修正を実施した。
同社では、7月19日以降、アップデートとして「macOS Big Sur 11.5」「iOS 14.7」「iPadOS 14.7」「watchOS 7.6」をリリースしたばかり。7月に入ってから2度目のアップデートとなる。
なお7月19日には、「Security Update 2021-004 Catalina」「Security Update 2021-005 Mojave」「Safari 14.1.2」「tvOS 14.7」などもリリースされている。
(Security NEXT - 2021/07/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Adobe、月例パッチで160件以上の脆弱性を解消
Ivanti、複数製品に修正パッチを提供 - 悪用の報告なし
SAP、月例セキュリティアドバイザリ13件を公開
「Apache Struts」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
Atlassian、月例アドバイザリを公開 - 脆弱性10件を解消
GitLab、セキュリティアップデートを公開 - 脆弱性12件を解消
「Adobe Acrobat/Reader」に6件の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiのリモートアクセス製品に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
MS、2024年最後の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性も修正
米当局、「Windows」に判明したゼロデイ脆弱性に注意喚起