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2Qの「JVN iPedia」登録は2735件 - 前期の1.6倍に

登録情報を製品別に見ると、複数のQualcomm製品で利用するファームウェア「Qualcomm component」の脆弱性が460件で前四半期に引き続き最多だった。2020年に公表された脆弱性情報が多数登録したことが影響したという。

上位20件においてOS製品が14件を占める。なかには、2020年1月にサポートが終了し、更新プログラムの提供が行われない「Windows 7(57件)」「Windows Server 2008(56件)」も含まれる。

産業用制御システムに関する脆弱性情報は55件の登録があり、累計で2959件となった。

脆弱性の登録が多かった上位20製品は以下のとおり。

1位:Qualcomm component(460件)
2位:Fedora(115件)
3位:Debian GNU/Linux (102件)
4位:Oracle E-Business Suite(99件)
4位:Windows 10(99件)
6位:Windows Server(96件)
7位:Windows Server 2019(138件)
8位:MySQL(77件)
9位:Chrome(74件)
10位:Windows Server 2016(123件)
11位:Android(67件)
12位:HPE Intelligent Management Center(64件)
13位:Windows Server 2012(101件)
13位:Backports SLE(63件)
15位:Windows 8.1(62件)
16位:Windows RT 8.1(61件)
17位:openSUSE Leap(60件)
18位:Windows 7(57件)
19位:Windows Server 2008(56件)
20位:Cisco IOS XE(46件)

(Security NEXT - 2021/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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